大学奨学生(被災者支援)

Scholarship

2025年度大学奨学生 [第30期生] 
募集要項(被災者支援)

1.応募資格

次の(1)~(3)の条件をすべて満たしていることが必要です。

  • 平成23年3月11日に発生した東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故により避難生活を余儀なくされ、栃木県内の高等学校又は特別支援学校高等部(以下、「高等学校」という。)に入学し、2025年3月に同校を卒業見込みの人で、2025年4月に4年制以上の大学に進学を希望する人。
    【ご参考】大学奨学生(1996年~2024年)の進学先大学一覧

  • 高い志を持ち、品行が正しく、学業が優れ、かつ、将来良識ある社会人としての活躍が期待できる人。

  • 大学で学業を修めるため経済的援助が必要と認められる人。

  • 高等学校の全学年を通じて学習成績の評定平均値(5段階評定)が 4.3以上の人。又は特別支援学校高等部にあっては校長が同程度の学力があると認める人。

(注)(1)における大学とは、学校教育法第一条に定められた日本の大学です。

2.奨学金

  • (1) 給付額
    月額55,000円  
    年額660,000円
  • (2) 給付期間
    4年以内とします。
    給付を受ける者(東日本大震災被災者支援特別奨学生)の年齢が満30歳に達する年度の前年度までとします。
  • (3) 入学祝い金
    新規採用年度の第1回給付時に入学祝い金として一時金100,000円を上限として給付します。
  • (4)奨学金の返還
    不要

(注)他の奨学金を重複して受けることになっても、本会としては差し支えありません。

3.採用人数

若干名(一般奨学生と合わせて225名程度)
(一つの高等学校又は特別支援学校高等部からの大学奨学生応募者数の上限は10名*ですが、その枠外で応募することができます。)
*全日制課程のみ設置している学校の場合は10名、全日制課程の他に定時制または通信制を併置している学校の場合は全日制10名と定時制または通信制各5名の計15名。

※採用人数については、令和6年10月25日頃に正式決定次第HPに掲載します。

4.応募書類(各1通)

  • 奨学生願書 (Webで提出)

  • 学校長の推薦書 (Webで提出)

  • 学校長が指定する調査書

  • 市町村長が発行する最新の所得証明書
    (「課税証明書」「住民税決定証明書」など、他の名称で発行される場合がありますが、「所得額」と「扶養親族数」が記載されていれば名称は不問です。)
    • ・両親のいる家庭⇒父と母2人の所得証明書
    • ・母子又は父子家庭⇒母又は父の所得証明書
    • ・両親共に不在の家庭⇒両親に代わる保護者の所得証明書
    ※注1 「扶養親族数(所得控除の内訳として表示される)の記載」が必須です。 所得証明書はコンビニでの取得も可能ですが、扶養親族数記載の指定が不可能な場合があるため、市町村窓口での取得を推奨します。
    ※注2 収入がない場合でも「所得額「0円」と記載された」所得証明書の提出が必要です。「非課税証明書」等で「所得額の記載のないもの」は受理できませんので注意してください。
    ※注3 「源泉徴収票」は次の理由から不可です。「源泉徴収票」は個別の企業が単独で発行するもので、人によっては勤務先が複数ある場合や給与所得以外に不動産所得や配当所得など他の所得を有している場合があることから、その人の合計所得金額を公的に証明する市町村発行の「所得証明書」が必要なため。また、自営業者の場合も、市町村が発行する「所得証明書」が必要です。
    (なお「所得証明書」は市町村によって名称が若干異なります。)
    ※注4 また、「給与所得等に係る市民税(または町民税)・県民税特別徴収税額の決定通知書(納税義務者用)」も注3とほぼ同じ理由で不可です。
  • 市町村長の発行する罹災証明書等被災状況を証明する書類

  • 課題小論文 (令和7年度からWebの応募フォームから提出)
    • 小論文の課題 : 「変化の激しい時代 私の生き方」
    • 字数の制限 : 790字以上800字以内

5.応募書類の送付先

(1)学校毎に一括して書留又はレターパックプラスで郵送
 (レターパックライトは対面受け取り方式ではないため不可)

※個人で直接送付しても受け付けることはできません。

上記4.応募書類のうち、次の書類の原本(電子データで提出するものを除く)
(3)学校長が指定する調査書、(4)市町村長が発行する最新の所得証明書
(5)市町村長の発行する罹災証明書等被災状況を証明する書類

【送付先】〒320-8644
栃木県宇都宮市鶴田町1758番地 株式会社TKC内
公益財団法人 飯塚毅育英会事務局
TEL:028-649-2121

(2)Webで提出

上記4.応募書類のうち、(1)奨学生願書、(2)学校長の推薦書、(6)課題小論文

Web応募画面は令和6年10月15日(火)から入力可能です。

6.応募書類の提出期間

令和6年12月2日(月)~12月17日(火)[必着]

7.奨学生の選考方法及び応募から給付までの流れ

  • 募集要項(パンフレット)及びID/PWの配付毎年10月上旬までに、栃木県内の高等学校及び特別支援学校高等部並びに4年制以上の大学に次年度採用の奨学生募集要項等をお届けします。

  • 第1次選考提出書類と課題小論文により第1次選考を行い、結果を2月下旬に本人及び学校にWebで通知します。郵送による通知は実施しません。

  • 第2次選考3月中旬に面接による第2次選考を行います。
    ※令和7年3月15、16日(土、日)いずれか指定した日時。

  • 最終選考結果通知入学する大学を確認した上で奨学生採用者を決定し、令和7年3月18日(火)までに学校と本人にWebで通知します。郵送による通知は実施しません。

  • 奨学証書授与式新規採用が決まった奨学生の皆さんには、本会主催の奨学証書授与式に必ず出席(義務)していただきます。なお、奨学証書授与式は、令和7年3月25日(火)(場所:栃木県教育会館)です。

  • 給付手続き4月末日までに「誓約書」、「入学諸届」、「在学証明書」を提出していただきます。

  • 奨学金の給付奨学金は5月、7月、10月、1月の各指定する日(原則25日)に月額55,000円を3ヵ月分ずつまとめて本人の指定した本人名義の口座に銀行振込により給付します。
    また、新規採用年度の第1回給付時に入学祝い金として一時金100,000円を上限として給付します。

  • 報告書等の提出毎年度終了後4月末日までに「学業成績表」及び「3月末報告書」を、卒業時には、「卒業届」、「卒業証明書」を併せて本会に提出していただきます。

  • 氏名の公開奨学生の氏名は、「当育英会HP」、「パンフレット」、機関誌『刮目』上で公開します。

8.その他

応募の前に、必ずこのホームページ(特に「飯塚毅育英会とは」のタブ)やパンフレット(特に「創設者飯塚毅博士の思想と足跡」)をよく読み、当育英会や奨学金制度及びその原資について詳しい内容を把握した上でご応募ください。

不明な点は、係の先生又は下記へ
お問い合わせください。

〒320-8644

栃木県宇都宮市鶴田町1758番地 
株式会社TKC内

公益財団法人 
飯塚毅育英会事務局

TEL:028-649-2121FAX:028-648-0700